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クレジットカードを整理する勇気も必要

手元にあるクレジットカードを整理しましょう

「ご利用は計画的に」この言葉もよく聞きますね。この言葉は、クレジットカードや消費者金融を利用する時の戒めの言葉ではあります。しかしこれはとても奥の深い、人生全体にかかってくる格言である、ということをしっかり理解していただきたいと思います。

若い時に、特に必要がないにもかかわらず、たくさんのカードを作ってしまい、気付かないうちに借金を増やしてしまったことが原因で、いざというタイミングで住宅ローンの審査に落ちてしまう。とても残念なことです。住宅ローンの審査などは、マイホー
ムで人生を送ろうと思う方にとっては、とても重要な審査ですから、どうしても通したいことがあるでしょう。

とは言っても、すでに消費者金融から複数の融資があったり、たくさんのクレジットカードを作ったりしている場合、その事実を消すことはできません。

住宅ローンを組む準備としては、先に触れたように、まずは信用情報機関でご自分の情報を開示してみてください。

そこに事故情報が掲載されていなかったら、まずは消費者金融の借入れをゼロにすることから始めてください。ここをクリアにしないことには、審査を通るためのハードルはかなり高くなってきます。

後程詳しく説明しますが、借入れをゼロにしようとする際には、「過払金」(本来支払う必要がないにもかかわらず、貸金業者に支払い過ぎたお金)の発生にも留意することが必要です。

数年間消費者金融を利用していた方は、払い過ぎた分の利息が発生している可能性があり、場合によっては返済するどころか、払い過ぎていたお金が戻ってくる可能性もあります。少なくとも支払おうと思っている借金が大幅に減額する可能性がありますので、
一度専門家に相談することが重要です。

「過払金の発生やその金額」については、思わぬ専門知識が求められるところもありますので、自身で対応するのではなく、まずは弁護士に是非ともご相談ください。

お役に立てることがあるはずです。

あとは、手元にあるクレジットカードを整理しましょう。

気が付くと、財布の中に4枚も5枚もクレジットカードが入っているという方も珍しくはないと思います。

たとえばレンタルビデオの会員カードを作る際に、店員さんから勧誘されてあまり考えずにクレジット機能を付けていたり、スポーツクラブに入会する際に、半ば逆らえないような状態でクレジット機能を付けていたり……こうしてご自分でも意識しないうち
に、カードの枚数が増えている方も多いのではないでしょうか?

「別に所持しているだけで、年会費も無料だし、クレジット機能は利用していないから」とお考えの方もいるかもしれません。しかし、クレジットカードのキャッシング枠を持っているだけで、まったく利用していなくとも、マイナス評価になる恐れがあります。
クレジットやショッピング機能の必要がないカードについては、すぐに解約して、クレジットやショッピングの機能のない普通の会員カードに切り替えましょう。

「本当に必要なクレジットカード」だけに絞り込む作業を早めに進めていくことは、とても重要です。審査に通りやすくなるというメリットのみならず、ご自分の生活(無駄な支出)を見直すことができるというメリットも期待できます。

年会費や、利用明細の発行費用がかかるカードも多いですし、カードの枚数が減れば、それだけ年間の支払い額も減るわけです。また、カードを持っているだけで、潜在的な「将来の利用の可能性がある」といった部分-これも、審査の対象となることはすで
に述べました。住宅ローンの審査にカードの所持枚数がいかに影響するかがわかると思います。

とにかくそういった、身辺のカードや借金の整理、という準備を早め早めにしておくことで、住宅ローンを組みやすくなる体質が作れるのです。

あとは、なるべく多くの貯金をするように心掛けてください。当然ながら、自己資金(頭金)が多ければ、ローンを組む額も少なくなりますから、それだけ審査も通りやすくなります。

もちろん、こういった準備は、住宅ローンを考えていない方にもオススメできます。

消費者金融を完済してしまえば、これまでクレジットカードの審査にどうしても通らなかった方が、念願のカードを手に入れることができる可能性が出てきます。また、収支計画の立て直しや、思わぬ借金の減額があるなど、いろいろなことが根本的に解決で
きる可能性があるからです。

ところで、このように考える方もいるのではないでしょうか。

「クレジットカードをたくさん解約する、整理するようなことをしたら、それこそ信用情報にキズがつくのではないですか? ほかのカード会社にいぶかしがられるのではないですか?」

結論から述べると、この考えは、正しいとは言えません。第二章では、そのあたりの誤解や疑問について、ひとつひとつ解説していきます。どういった場合に事故情報が載ってしまうのか? どうすればそれを回避できるのか?審査を通るためのポイントは?
といったところをご説明していきます。

先に述べたようなケースで、消費者金融から融資を受け過ぎて首が回らなくなってしまい、返済をして解約するどころではない、という方も、解決方法がきっと見えてくるはずです。まずはひとりで悩まずに正しい知識を得ることです。困ったら当事務所にご
相談ください。






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